年に一度の全日本選手権に参加して来ました。
ヨーロッパから帰って来てすぐの、全日本選手権。前日の試走ではバイクのセッティングが海外と日本で全く違い、全然乗れなかったのですが、ハンドル位置を変更、フォークのセッティングも変更。

海外のコースでは、斜度もあり、衝撃も大きいので、サスペンションは固く、フォークは急斜面でも安定して走れる様に寝かす方向にセッティングにしています。
ですが、日本は全く逆でコースに斜度がなく、細かいギャップが多い。フォークは立てて、細かいギャップへの反応を良くし、フラットコーナーも多いので、フォークの突き出し量を変え、ハンドル位置を低くして、フロントに荷重できる様に変えました。

そんな焦った公式練習ですが、いつもバイクメンテをサポートして頂き、常にマシンの状態を把握している小川輪業さんのヘルプもありながら、なんとかタイムドセッション前には落ち着き、タイムドセッションでは1位を獲得。

今回、新設区間がドライで浮き砂利が多く、柔らかい土だったので、Maxxis Shorty 等のウエットタイヤを使うライダーもいましたが、今回はドライをチョイス。安定のMaxxis Minion DH 癖がなく、転がる。ドライでは絶対にこのタイヤを使っています。PC Hiroyuki Nakagawa

今回、新設区間がドライで浮き砂利が多く、柔らかい土だったので、Maxxis Shorty 等のウエットタイヤを使うライダーもいましたが、今回はドライをチョイス。安定のMaxxis Minion DH 癖がなく、転がる。ドライでは絶対にこのタイヤを使っています。

PC Hiroyuki Nakagawa

レース日

普段なら3本試走していますが、今回は気温も高く、これ以上走っても疲れるだけと判断し朝の試走は1本だけに。
予選までは、4Aram Strong のマッサージ器具でストレッチ。これは、効果的に筋膜を広げる腕上がり防止ストレッチ器具。筋膜がメリメリ伸びる感じがたまらなく痛気持イイです。

予選

予選では、決勝へ向けての最終のライン確認をしつつ、80%ぐらいのランで走りました。終盤のシングルトラックでラインを大きく外し、タイムロス。3位で通過しました。

予選ではなぜか急に思いつきで、ノーハンドしたんですが、伸び切らず。。笑PC Kenta Sawano

予選ではなぜか急に思いつきで、ノーハンドしたんですが、伸び切らず。。笑

PC Kenta Sawano

決勝

決勝ではいつも攻めすぎてクラッシュ、ミスするので、今回はもう、ゆるくと言うか、自分のランをしようと決めていました。
実は僕、スタート地点の雰囲気が苦手なんです。みんな真剣で、ウォーミングアップしている姿を見ているとなんか、余計に緊張しますね(笑
まあ、そんな事を思っているうちに自分の出走の時間。

スタート台で大きく深呼吸してからスタート。
レースランでは、大きなミスもなく、予選の時に外したラインにもしっかり入れて、綺麗なランで暫定1位でゴール。
予選3位通過だったので、僕の後に2人下って来ましたが、抜かれることがなく、全日本選手権優勝が確定。

嬉しいと言うか、ホッとした瞬間でした。

 

この岩に入るラインが大きく分かれていて、僕はインを選択していました。かなりリスクはあるけど、最短ルート。

この岩に入るラインが大きく分かれていて、僕はインを選択していました。かなりリスクはあるけど、最短ルート。

縦の動きが多いコース好きです。今年の全日本のコース、楽しかったです。

チーム小川輪業!

チーム小川輪業!

全日本ではドーピング検査があって、この写真を撮る前におしっこを提出して来ました。
今年の全日本、最高の形で終われて良かったです。

これからシーズン後半戦、レースは続きますが、応援よろしくお願いいたします!!