コロナ以降全く海外のレースに参戦できていませんでしたが、今年はワールドカップに参戦してきました。
ワールドカップのレースは過去10年、Red Bull TVが中継していましたが、今年からはディスカバリーに変更になりレースのフォーマットも変わりました。

新しく準決勝が追加され、準決勝に通のは60人、そしてその中から決勝へ走れるのは30人と決勝へ行くのは本当に狭き門となってしまいました。

今回は先ず、ミュンヘンまで飛び現地入りしているゆうき達と合流。
レース のプログラムが始まるのが水曜日なので、スイスまでの移動の間にバイクパークに寄って少し体を鳴らしました。
YouTubeにもあげているので見てね〜。

ユウキ、テツマと合流。テツマは ヨーロッパに来て、2日目で転倒して脳震盪を起こし療養中でした。

ミュンヘンで 少しゆっくりしてバイクを組んだり。

マウンテンバイカーには定番のSixtレンタカー。 レンタカーはドイツが安いです。
安いハズが、今年はさらに円安で高く感じます。
ドイツから初戦の会場のスイスへ。

会場に到着したら、最初に行うのはコースウォークです。この段階で、コースのレイアウトや各セクションの走り方を頭に叩き込みます。

スイスのコースはワールドカップサーキットの中でも簡単なコースで簡単なんですが、本気で攻めないとまともなタイムが出ないので、逆に難しいです。

特にエグイセクションはなく、常にハイスピードです。

バイクはSantacruz V10 29インチ Lサイズ

練習時間は予選前日に3時間あります。
ここでコースを覚え予選に備え、レーススピードに持っていかないとダメです。

この練習で、いかにスピードに乗せれるか、 勢いをつけれるかが予選で良い走りをする鍵になります。
この練習では、雨の影響で路面が滑りやすく、難しいキャンバーセクションで転倒者が続出していました。
石が多く、硬い路面は雨で表面が濡れると滑りやすくコントロールが難しいです。

練習で何箇所か上手くこなす事ができないセクションがあり、練習当日の朝まで 気持ちよくクリアできませんでしたが、 予選前までになんとか短い時間でまとめることができました。

レースプログラムは、 練習から予選、そして準決勝決勝へと進みます。
予選前の短い練習は他のプログラムの進行を考えると短いのも納得です。

予選の走りは数カ所少し抑え気味で走ってしまい、トップから23秒落ちの151位でゴールしました。
トップから9.6秒の中に62人いるとてもタイトなコースです。

少しでもミスをするとこのように大きく順位を落としてしまます。

今回のレースは、オフシーズン明けで、日本で十分なトレーニングができない中、まずは1戦終えれて良かったと感じました。

やっぱり、ヨーロッパはマウンテンバイクの環境が濃いです。

スイス戦の次はオーストリア戦に参戦してきました。また別のブログで紹介します!