2018年も始動ですね。新年に入って少し時間が経っていますが、去年の活動を振り返りと、今年の目標を。

去年は冬のオーストラリア生活、アジア選手権、ヨーロッパ遠征、世界戦、その他色んな国に行って活動ができた年でした。
レース以外にも、コース造成やフィルミングを行い、7月はかなり忙しくて寝る時間もないぐらいでしたが、とても充実したシーズンでした。

ここでちょっと詳しく振り返ろうと思います!

オーストラリア生活

2016年の11月からオーストラリアにワーキングホリデーのビザを取得し、2017年の4月まで移住しました。
移住と言うと、ハードルが高そうに聞こえますが、僕の場合既に彼女が住んでいたので、そこに転がり込むだけのお手軽コースでした。

オーストラリアは都市部に山が少なく、それほどマウンテンバイクにとって良い環境ではないんですが、とにかく速いライダーが多いですね。
そんなライダー達と一緒に乗れるし、日本にいても寒くて気持ちが沈むだけだったので、本当に行ってよかったと思います。
海外に行った事は何回もあるのですが、実際に住むのは久しぶりで、働くのも初めて。

現地では知り合いから紹介してもらった、学校の制服や靴を配給するチャリティーの会社で働いていたんですが、自分の仕事終わったら帰れるし、みんな早く帰る為に頑張るので、いかに日本人が無駄に遅くまで残業しているのかを感じた日々でした。(笑)

オーストラリアは日本からアクセスも良いし、日本人であればワーホリのビザもオンラインで10分ぐらい取れて、賃金の高いオーストラリアはどんな仕事でも時給2000円以上ですし、日本で頑張って働くより、一年出稼ぎにきた方がストレスなくお金が稼げそうです。笑

 オーストラリアで組み上げたSantacruz V10

オーストラリアで組み上げたSantacruz V10

メルボルンに住んでいたので、実際山は少なく毎日は乗れていなかったんですが、職場から山が近かったので仕事終わりにライダーで集まって数本シャトル。みたいな事をやっていました。
現地でフレームにトラブルがあったけど、日本とオーストラリアの代理店さんに素早く対応して頂き、クリスマスの日にフレームが届きました。

 レースや遠出の際はいつもカーシェアを使っていました。もちろん宿泊は駐車場。

レースや遠出の際はいつもカーシェアを使っていました。もちろん宿泊は駐車場。

アジア選手権

そんな真夏のオーストラリア生活を終え、NZでのクランスクワークスに参戦して4ヶ月ぶりに帰国。
久しぶりの日本を満喫して、すぐにアジア選手権の為、中国へ。

アジア戦は中国で開催。今年こそはアジアチャンプ!と思って走ったんですが、コース終盤のジャンプで失速し昨年と同じ4位で終えました。
ここ最近、アジア戦では成績が出ていないので、これも今年の課題にして行こうと思います。

 PC @WDmedia

PC @WDmedia

ヨーロッパ遠征

中国から帰ってきて、すぐにヨーロッパ遠征。この遠征では、特に宿を決めず、ミュンヘンでバンを借りて、キャンプトリップをメインで行いました。

流石に標高2000m超で雨が降ったアンドラとバルセロナ、灼熱のリヨンでは宿をとりましたが、その他の場所ではほとんどキャンプでした。
この旅では、ドイツで車借りて→オーストリア→フランス→スペイン→アンドラ→スイス→ドイツで車返却の日程でした。

 毎晩焚き火で調理です。燃料は貨物用のパレットを割って使うのがオススメ。乾燥していてよく燃えます。飛行機の無料受託手荷物が一人46kgだったので、その中でバイク、レース機材、キャンプ道具を持って来れたのは我ながらすごいなと。 ですが、持参したキャンプ用具はほとんどはA&F社からのサポート品で、軽量で使いやすい物ばかりだったので、本当に助かりました!

毎晩焚き火で調理です。燃料は貨物用のパレットを割って使うのがオススメ。乾燥していてよく燃えます。飛行機の無料受託手荷物が一人46kgだったので、その中でバイク、レース機材、キャンプ道具を持って来れたのは我ながらすごいなと。
ですが、持参したキャンプ用具はほとんどはA&F社からのサポート品で、軽量で使いやすい物ばかりだったので、本当に助かりました!

各バイクパーク、レース会場にはキャンプサイトがあって、キャンパーのトイレ、電源、シャワー、WI-Fiなど設備が揃っていて、それほど苦になりません。
夜は涼しいしオススメですよ!

 6週間で4レース出ました。WCはもちろん選手層が厚く、簡単な戦いではありませんが、このレースのコミュニティに日本人がいる事が重要だと思っています。

6週間で4レース出ました。WCはもちろん選手層が厚く、簡単な戦いではありませんが、このレースのコミュニティに日本人がいる事が重要だと思っています。

全日本選手権、日産のCM撮影

ヨーロッパから帰国して、NissanのCMのプロジェクトの仕事に取り掛かりました。

このCMプロジェクトは出演の他に海外選手の選抜、契約取り付けまで行いました。既に7月に撮影の日程が決まっていたので、スケジュール的に厳しかったですが、詰まった日程の中Wyn Masters が来日。
撮影場所は1998年に長野冬季オリンピックの為に建設されたボブスレーパーク
来年からは施設の廃止が決まっているそうで、最後にしかも自転車で走ることができて良い経験ができたと思います。

ボブスレーパークの下見やイベントの準備をしながら迎えた全日本選手権。
練習日初日の1本目の試走はヨーロッパのコースを走ったセッティングで走りましたが、サスペンションが固すぎて乗れず、山の下についた頃には手が上がるほどでした。

これは、ヨーロッパや他の海外のDHコースは斜度があって、衝撃も大きいので、サスペンションを固く、フォークの角度を寝かして衝撃に対応していくセッティングになりますが、日本のコースは斜度が緩く、細かいギャップが多いので、フォークの角度を立てて、サスペンションも柔らかくセッティングし細かいギャップを拾っていく方向に変えました。
日本と海外にコースで差があるのは悲しいですが、これが現状。コースに合わせてバイクをセッティングしていく事も重要なスキルです。

 PC @n.gawa

PC @n.gawa

全日本選手権は日本で最大のマウンテンバイクパーク富士見パノラマで開催。このコースはもうみんな知り尽くしてるコースなので、少しのミスが即タイムに響きます。

レースでは特に意識せず、リラックスして挑む事ができ、クリーンな走りでゴール。初めての全日本選手権タイトルを手に入れました。

正直、クソ嬉しかったです。

いつもサポートして頂いている小川輪業のメンバーでの一枚。小川輪業に通い始めて10年!

そして全日本選手権の翌日にはWynが羽田に到着。ピックアップして長野に向かいました。
撮影期間は3日間。限られた時間でよく来てくれて、撮影の中でもお得意のウイリーを何回も披露してくれました。

 MTB以外にもスケート、インラインスケート、BMXと一緒の撮影でした。

MTB以外にもスケート、インラインスケート、BMXと一緒の撮影でした。

その時のビデオです。実際にこのコース走ると本当に楽しいです。
実際にボブスレーでは130km想定のコーナーだそうで、もちろん、とんでもないスピードが出るんですが、巨大なコンクリートのバームでなんの不安感なく時速70kmでコーナーを曲がっていく感覚は今まで味わったことがなかったので、新しいスピードレンジに到達した気分でした。
 

十種ヶ峰コース造成

Wynを空港に送り返して、次の日にはレースコース造成の仕事で山口県に移動。
昨年は現状のコースのアレンジ程度でしたが、今年はコースを1km延長する大掛かりな工程だったので、重機を2台レンタル。
事前にラインも決めて、セクションの配置も決まっていたので、かなり順調に取り組むことがきました。

重機大好きです。今回は作業効率UPの為に大小2台の重機を用意しました。この作戦がハマって、予定していた工期の半分ぐらいの日数で終わりました。

 自家用重機欲しい。。

自家用重機欲しい。。

世界選手権

毎年、9月に行われるMTB世界選手権。今年はオーストラリアでの開催でした。

オーストラリアは数ヶ月前まで住んでいたので、現地の感じとか、情報は分かっていたのですが、住んでいたメルボルンとは真反対のケアンズでの開催。気候も全く違い、暑さにやられそうでしたが、監督を含め、日本チームのみんなのサポートで乗り切ることができました。

 PC Hiroyuki Nakagawa

PC Hiroyuki Nakagawa

普段のレースと違い国を代表して戦うこの世界選手権。
地元オーストラリア出身の選手への応援が多いのはもちろんの事なんですが、会場には多くの日本人の方がいて、応援して頂き嬉しかったです!

 PC Hiroyuki Nakagawa

PC Hiroyuki Nakagawa

日本のジャージを皆んな来て、他の国と戦う。これ以上に日本人を自覚する瞬間はありません!
決勝では、残念ながらクラッシュで思うように結果を残すことができなかったのですが、本当に楽しいレースでした。

日本の国内戦

オーストリラリアでの世界選手権が終わって帰国したらすぐに日本は秋のレースシーズン。
パークアンバサダーを務めるウイングヒルズで帰国後一発目のレースがあったのですが、レース当日は大雨でこのレースでも決勝で大きくクラッシュ。


その後の十種ヶ峰大会、最終戦の富士見大会と続けて、優勝することができ、良い形でシーズンを終えることができました。
十種ヶ峰のレースには山口県知事やコース造成でお世話になった方々が会場にいて、どうしても良い形で終えたかったレースだったので、勝って終えることができて本当によかったです。

IMG_9601.JPG

レースのライブ中継、それを映し出すゴール前の大きなモニター。それにこの豪華な表彰ステージ!
このレースは山口県が主催しているのですが、普段のレースと設備が全く違います。山口県の本気見ました。
来年は『UCIクラス1』になるので、ポイントを獲得する事が仕事のレーサー諸君には絶対外せない大会になりますね!
 

 PC Hiroyuki Nakagawa

PC Hiroyuki Nakagawa

CJ最終戦は富士見パノラマでの一枚。
10月となると寒く、路面コンディションもウエットでしたが、レースでは上手くまとめて優勝することができました。

全日本選手権を勝ったので、日本チャンピオンということでから国旗入りジャージを頂きました。

 PC??

PC??

最終戦を勝って終えることができ、いい形で締めくくりとなりました。

今シーズンのプランはまずはニュージーランドトリップから!
今シーズンもガンガン突き進んで行くのでよろしくお願いします!